1.1.A スイッチ アドミニストレーション

スイッチ アドミニストレーションでは以下の範囲が対象

1.1.a i MAC アドレス テーブルの管理 

1.1.a ii エラーディセイブル状態からの復旧

1.1.a iii L2 MTU 

MAC アドレス テーブルの管理

・テーブルの種類

CAM(Content Addressable/Associative Memory)・・・メモリに展開されたテーブルからMACアドレステーブルを高速に検索するためのメモリ。実はテーブルではないよ!テーブルはSRAMでCAMはキャッシュのイメージ?

TCAM(Ternary CAM)・・・ルーティングテーブルのハードウェア化のための技術、ほかにもACLQoSなどの情報も載っている。

・スイッチング方式

プロセススイッチング・・・CPUで全部処理する

ファストスイッチング・・・データプレーンにルートキャッシュを置く。最初のフローはCPUで後はデータプレーンのキャッシュで捌くので高速化を実現

CEF・・・すべてのパケット転送をハードウェア化したスイッチング方式。データプレーンのFIBとajacencyテーブルで転送を行う。

※イメージとして、CPUやメモリはコントロールプレーン。ルーティングテーブルやARPキャッシュはここ。

 データプレーンは、ASICとTCAMやCAM。FIBやajacencyテーブルはここ。

・CAM/TCAMの管理

 ※純粋なL2スイッチだとCAMだけでいいのだろうけど、たいていのスイッチでTCAMは実装されている

SDMテンプレートで管理

TCAMの領域を設定により変更できる

・default・・・デフォルトのテンプレート。すべての機能に対して均等にリソースが割り当てられている

・vlan・・・ハードウェアでのルーティングを無効化し(全部CPU処理になる)、最大のユニキャストMACアドレスをサポート。L2SW専用。

・routing・・・IPv4ユニキャストルーティングのリソースを最大にする。

access・・・ACLが多いときに使う。

・dual-ipv4-and-ipv6・・・ipv6を使う場合に利用

 -default

 -vlan

 -routing

MACアドレステーブルの管理

 static設定

(config)# mac address-table static H.H.H vlan vlanid interface int

aging timer

(config)# mac address-table aging-time * second*

1.1.a ii エラーディセイブル状態からの復旧 ・時が来たら書く

1.1.a iii L2 MTU  設定後に再起動が必要

・10/100(Ethernet/FastEthernet)の全インターフェース:システムMTUサイズの変更

 (config)# system mtu bytes

・1000(GigabitEthernet)の全インターフェース:システムMTUサイズの変更

 (config)# system mtu jumbo bytes